2012年8月20日月曜日


お盆休みのバンド活動も一息ついて、毎日夕方からウォーキング。
ウォーキング中に気になる店を見つけるが、だいたいすぐ忘れる(笑)

が、何回も店の前を通ってると覚えてしまう店がある。
5、6年前から気になってた徒歩2時間、隅田川そばのドジョウの店。


バッチリ、ウマかったが少し上品すぎたな。
できればもっと「そのまま」に近い状態で食わしてほしい。
技は「そのまま」の中にそっと忍び込ませてあれば十分。

でも「ただの裸のまま」がいいってわけじゃない。
ここが難しい。
「等身大」や「ピュア」が異常にもてはやされてる
この10年の日本の若者音楽のていたらくの始まりが、ここにある気がする。

「裸のまま」なのに何かがある。
「複雑」なのにシンプルに聞こえる。

だから素晴らしいのだ。
そこに人間の業やマジック、自意識を越えた芸の神秘がある。

「本当の裸のまま」を許されるのは、
ちゃんとした言葉が話せなくなった
人生を全うし終わった人間と、子供だけだ。

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