2012年11月30日金曜日

B & G


近所のショットバーに飲みに行った。

知り合いが新しく始めた店で、前1回行ったきりで
ずっと不義理にしてたんで気になってた。

マスターがマービンを流しっぱなしにしてくれて気分よく飲めた。


デコバンドの事を話したら「今度店で演奏してくれ」と言われ
来年から演らして貰えればと思っている。
年末は玄ちゃんも燎平も忙しくて空かない。


演奏するには少し狭い場所なので(失礼)
簡易アコースティックセットでフリーにやってみよう。

燎平が忙しくて来れない夜は
玄ちゃんのアコベと僕のアコギのデュオってのも面白えかも。
って、そんなの俺達に出来んのか?

最初はヘボいだろうね(笑)僕と玄ちゃんの今の力量だと。
まあ、何事も練習ってことでいきましょう。

日時が決まったら、またお知らせします。
近所のかたは是非見物においでください。

2012年11月26日月曜日

音の中の気持ち


ビネガリーのホーンは半分以上出来た感じ。

とにかく連日ホーンのアレンジをやってるが、
昔、バンドのコーラスのアレンジを任されて
ヒーヒー言いながら14、5曲やったことがある。

4声のハーモニーを作る作業で
メンバーが歌いやすいように譜面を書く。
ジャズっぽい曲で転調が多く大変だった。

全作業を終えたらマジでくたばったけど。

でも、あの作業で覚えた事は大きかった。
音楽の捉え方のスキルが上がったのが自分でもわかる程だ。


今、半分苦しみつつホーンアレンジをやってると
やっぱりスキルが上がるだろう。そういう予感がする。



僕が言ってるアレンジのスキルとは、難しい理論を理解する事じゃない。
他人の作った曲や演奏してる音を
その人がどんな気持ちで演ったり作ってるのか
直感的に分かるようになることだ。

その人が音を通して何をしたいのか分かったら楽しいじゃん。
すぐ友達になれるし(笑)


で、自分も音楽で何を言いたいかハッキリする。
手癖の音や、頭でっかちの音から解放される。

2012年11月23日金曜日

身近な感じ


最近はリロイハトソンの『リロイハトソン』を聞いている。

リロイはダニーハサウェイの大学時代の友人で
ダニーの名盤ライブ2曲目の「ゲットー」の共作者で知られている。

『リロイハトソン』というアルバムのサウンドは
マービンゲイの『アイウォントユー』と似てるとこがある。

この時代のマービンの影響力のスゴさを実感するけど
リロイはマービンよりさわやか。真夜中感は少ない。

マービンより普通の人っぽい感じがいい。
っんなわけないけど、僕にも手が届きそうな身近感。
大いなる勘違いをさせてくれるのがいいんだよね(笑)


黒人のリロイも、日本人の僕と同じような皮膚感覚を持ち
同じように喜怒哀楽を感じながら毎日を過ごしてたんじゃないかと思わせる。
チリチキン食って「ウメ〜」とか言ってる姿が連想できちゃう。

嫌でも人柄が出るんだ、この人の音楽は。

2012年11月18日日曜日

ビネガリー


う〜ん、忙しい。
今は忙殺期のピークで、ほとんどスタジオ作業ができない。
ホーンアレンジ、がんがん進めたいのに。


まあ頭の中では音が鳴っているので、メモる、メモる。

今アレンジしてるのは、デコ最初期から演ってる『ビネガリー』って曲。
ドン臭いブギの曲で、シャレっ気ゼロなのだが
僕はこの曲のマヌケな感じがとても好きだ。
自分の練習の声出しは必ずこの曲からだし。

ただ定番なんだけど、イマイチ抜けてこない。
だから今回のホーンアレンジ作業で
積年の夢の(笑)『ビネガリー完成』に近づいてみたいわけ。

この曲の間抜けでジジイな熱血感を形にするには
たぶんデコバンドのメンバーはちょっと若過ぎるんだな。
まあ、そりゃそうだよな(笑)


新しいサポートメンバーが入ってきてくれて
デコバンドは2周目に突入した感がある。
まあ、つべこべ言ってねえで音楽の純度を上げないとね。

その曲に本当に必要な音を見つけ出す労力と
見つけた音を実現するための練習のカット&トライ。

若い奴は更に、自分のための長い長い個人練習の時間も必要だろう。
勘違いしてそこに熱中埋没してしまい、何の音楽も作り出せず
ダメになった知り合いは何人もいる。

そんなのは音楽を作ってる事にならない。
曲の解釈の解像度を上げる事は、自分の奥深くを覗き込む事だ。
お手軽に誰かが口で教えてくれるわけがない。


だから先人達や現役達の素晴らしい音から
自分が感じ取るしかない。選びとるしかない。

ろくな審美眼も持てない奴が、自分のアンテナを過信する。
そんな音楽はごめんだ。

自分の曲は自分の手で完成させましょう(笑)
その道程を共有できる人間を仲間って言うんだろ。
だから仲間は無条件に大事にしたい。

2012年11月16日金曜日

波平とカツオ


最近、燎平は曲作りやデモ作りに没頭してて
自分で詞も書いているようだ。

夜中にビール飲んでたらデモ音源を聞かせてくれた。
ベースかっこいいじゃん。

で、いろいろ話してるうちに僕が書いた数曲の詞の話になり

『(僕の詞は)テキトーな語呂合わせだと思ってたから、ちゃんとした歌詞に
なってて驚いた。やるじゃん、オヤジ』的な生意気を言いやがる。

何だ、この同級生的な会話は?
立場的には、俺は波平でお前はカツオなんだぞ。
お前のクソ高い音大の学費を払ってるのは誰だ?

とか全然思わずに(笑)珍しく話し込んでしまった。


結局、燎平も僕も作詞の初心者であることに変わりなく
曲を作ったりアレンジするのが好きなのだ。

うちのカツオはドラマー志望で、坊主頭ではなくモワモワの天パーですけど。

2012年11月12日月曜日

バンマスのお仕事


今日はバンドのミーティングで、海鮮鍋食いながら(笑)
これからの事をいろいろ相談した。

ライブの予定を立てたり、曲を選んだり。

メンバーは皆、デコの他に沢山バンドをやってるんで
スケジュール調整に結構手間がかかる。

バンマスの仕事は作編曲はもちろん、音楽以外にもいろいろある。
僕はせっかちなんで、あんまり向いてない(笑)

同年代の友達で、複数のバンドを掛け持ちして頑張ってる連中がいるが
「すげえ〜な」としか言いようがない。
どうやって時間や手間を捻出してんだろう?

僕はデコバンド1つで、いっぱいいっぱいだ。
やりたい事や、やらなきゃならない事が山のようにある。


バンドの音楽は人間同士のつながりで出来てるから、
全員の呼吸が合うまで、とにかくやってみるだけだ。

結果を急ぐだけでは、バンドのダイナミクスは生まれない。
1人で宅録音源を作るのとは違うからね〜。
さて仕込みをしないと。

2012年11月8日木曜日

国道1号


週末は静岡に行く。

数年前から年に何回か東海道を歩いてて(笑)
日本橋から出発して、日帰りで1回15〜20キロずつ。

去年は念願の箱根越えをしたが
雷の中、遭難しそうになってビビった(笑)

で、久しぶりの今回は静岡から国道1号を延々歩く。
これからは、日帰りだとロスが多いので、次回から泊まりで。


帰ったら玄ちゃんとバンドのミーティングをする。
来年の予定とか、ライブのレパートリーとか決める。

たいしてレパートリーが無いので、曲を作りたいが
今までの曲を5人で楽しめるアレンジが先。

アレンジが出揃った頃にはバンドも
もう一段レベルを上げてるって寸法だ。

2012年11月7日水曜日

いいアレンジできてます


トロンボーンの低い音が好きだ。
この音を生かしてホーンのアレンジをしたい。
っつ〜か、ずっとアレンジしてる(笑)

トロンボーンをサウンドの中心に据えると
曲がまろやかになったり、とぼけた味が出たり、
引き締まった低域のリズムが重厚になったり。

この前のライブは、まだそういう意識が薄くて
演奏がバラついたけど
今は多少わかるようになった。


実際メチャいいホーンアレンジが出来てきてるのだ。
「えっ?2管しかいないのに、こんなにグルーブすんの?」みたいな(笑)

早いとこライブで演奏したいぞ。

2012年11月5日月曜日

盟友


何度も一緒に音楽を作る事。
相手の音をリスペクトする事。
相方が作った新曲の見事さに、うならされる事。
素晴らしい相方の才能に嫉妬する事。

心が離れてくチームをどうにも出来ない事。
エゴ剥き出しで、相手を潰してでも自分の音を見つける事。

もう一緒に演れないとケツをまくる事。

別々の道に進んでも、脳裏をかすめる彼らの言葉が
弱気になった自分を戒めてくれる事。

いつか奴らに追いつく自分を夢見る事。
性懲りもなく懲りずに、明日出したい音を語る事。


音楽仲間ってのはそういう間柄のものだろう。
僕はそういう友達が持てる大人になりたかった。


綺麗事だけじゃすまないのだ。一時の猛りだけでもダメだ。
長く続けてなきゃ手に入らない。
紆余曲折や年月の淘汰の波をかぶっても
要はやっぱりこれからだろう。

今日は音楽の盟友と話してきた。また一緒に音を作る話。
最高の気分だよ。ワクワクする。

この2週間は完璧にアレンジャーになってます
やってみたい音が見えてきたんで

2012年11月4日日曜日

今時の学生さんの音


母校の大学に卒業以来初めて行ってきた。

燎平が学祭にビッグバンドのドラムで出演するので
ついでに他のジャズセッションもいくつか見た。
燎平、この半年で4ビート上手くなったなあ。

でも今時の学生さん達にはウマい人がたくさんいて
とてもいい気分になりました。
そりゃあ中には、ひどいロックバンドとかいたけど
どの世界だって玉石混淆だからね。
下を見たらキリがない。

僕の大学時代は、ファンクやソウルにハマリ始めた時期で
中古レコード屋をうろついたり、友達とジャムったりで、
生産性ゼロの音楽難民だった(笑)

今日見た彼等は、これからどれだけ上手くなるのかな。
確実にレベルが上がって来てるよなあ。
この前ライブで対バンだった豊多摩クインテットの連中も
10代なのに、いい音出してたし。今の子達は恐るべしだね。

2012年11月3日土曜日

お手本


今週は毎晩遅くまで粘ったおかげで
1曲の7割近くホーンアレンジができた。

今回は泥臭くてニコニコしちゃうような音がやりたくて
少し形になってきて嬉しい。

「こんな感じのサウンドに仕上げたいな〜」
なんていうお手本の曲は何百曲もあって
でも、仕上がってみると全然似てないんだな(笑)


ホーンセクションはベースラインもできるし
ハモりまくることも出来る。
パーカッシブにグルーブすることも。
奥が深すぎて面食らうが、かなり面白い。

だから、お手本に似せようとしてばかりでは勿体ない。
気持ちよいフレーズは、どの楽器で演ったって気持ちよい。

そのフレーズをどの楽器にやらせるか
そのチョイスひとつでもワクワクする。
お手本なんか気にしてる場合かよ。

2012年11月2日金曜日

考えない


根をつめてスタジオであ〜だこ〜だしてたら
朝方になってしまった。

ラッパのアレンジは超初心者だから
余計な事は考えない。
考えたって分からない事は考えない。

ボーカルも初心者だから、うまくやろうとか考えない。
楽しく音楽に乗る事だけでいい。

楽しく音楽に乗りたいから曲のアレンジをする。
それは自分にとって自然な事。
絵を描くように、1曲の空間に音を出し入れする。

僕はアレンジする時、モニターからの音をちゃんと聞かない。
音の塊を少し離れた所から眺める。
画家が絵を描くときのように。


何が言いたいのか分からなくなってきた(笑)でも考えない。