2011年12月31日土曜日

歯が痛い



この2ヶ月、歯医者通いで前歯を5本も差し歯にした。

上の前歯が一気に差し歯になってしまい
ボクサーのマウスピースのようだし
晩年のジェームズブラウンのようでもある。

来年も治療は続く。今度は奥歯。

僕のような老朽化の激しい虫歯の治療では
麻酔の注射をガンガン打つ。

歯痛でランニングは出来ないし
小遣いは歯医者に全部持ってかれて歯医者貧乏!!
トホホな年末です。

何かの本で読んだのだが
歯医者の診察台にあがると
エロティックな気分になる奴がいるらしい。

ホントですか??





2011年12月11日日曜日

Soul Music 4




車で音楽を聞くのは気持ちいい。


適度の雑音と運転メインの「ながら聞き」で
とてもリラックスする。
部屋やスタジオと違って、細かい音は聞こえないのがいい。
ヘッドホンやイヤホンは逆に音が近すぎてアカンのよ。
何て言うか、寄り目になりそうで疲れちゃう。


よくランニングしてる人がイヤホンしながら走ってるけど
あれは気持ちをアゲるのに聞いてるのかな?
僕は頭をからっぽにしたくてランニングするので
音楽なんぞ聞いたら、もったいないなんて感じだ。


ビルウィザースの2枚目のアルバムは、泥臭さと甘さが混じりあって
昼の車でも夜のドライブでも大丈夫なアルバム。
フィリーソウルのようなウットリ感やタイトなリズムも大好きだけど
ビルの土臭いけど繊細な感じもいいなあ。


昼間聞くとウキウキするビートがあって、夜にはハイになりすぎないシブさがある。


ビルがアコギをジャカジャカ弾いてても、あんまり聞こえてこない(笑)
でもバンドはそれに合わせてくる。
ストーンズの「Let it bleed」のアコギの格好良さと似ている。雑で適当でほんとに良い。











2011年11月24日木曜日

夜中のドライブ


11時頃に仕事が終わると、ここから自分の時間。
この何日かは車で千葉、神奈川あたりを走ってる。

くそったれ震災直後の2、3ヶ月前より夜中の国道はずいぶん明るくなった。
この国道をあと3時間走れば福島に着く。

僕は福島が好きだ。
自分のような関東の人間にとって
日本海や東北は泳ぎに行く場所ではないが

かつての自分が、関越道や常磐道を海まで飛ばした
心の粘膜に染みついたsomethingが福島にある

震災や原発で福島が受けたダメージを軽々しく言葉にしてたまるか。

今も、はらわたが煮えくりかえってるんだ。

長い時間をかけて、その感情や風景を形にしなければ
僕は福島の街に申し訳がたたない。














2011年11月22日火曜日

Soul Music 3


黒人ではない人種(白人やアジア人等)で
ソウルミュージックに影響を受けているミュージシャンは多い。

ジャミロクアイのように
ギルスコットのモロパクみたいなものから
ジェームステイラーみたいに
アコギでボビーウーマックをやってしまう人まで。

日本にもソウル好きの素晴らしい人達はたくさんいる。

僕はマニア的に音源を収集する方ではないから
のんびりソウルミュージックのライブラリーを増やしてきて
何年かに1回、ちょっと分かる事もある。

最近はソウル = メチャ上手いボーカル っていう図式
に対して????ってこと。

上手いボーカルって何だ??
そこらのゴスペル団体でメインで歌ってる
オッさんやオバさんだって十分にすごいし、上手いぞ(笑)

六本木あたりの、やたらチャージの高い店で
本場仕込みのソウルボーカルを歌う人は、もっと上手い。

でもなあ、、、僕には
ピチカートファイブの早い16ビートに乗った小西さんのメロディの方が
ずっとソウルフルに聞こえてしまうんだな。
カーネーションの直枝さんのボーカルの方が、ファンキーに響いてくる。


彼等の音にはソウルが持つ独特のポップ感
『良い加減=いい加減』の喜びやスリルが
溢れている気がして嬉しくなる。

律儀に音楽の魔法を信じてる感じが大好きだ。








2011年11月14日月曜日

Pops


キーボードのタクミくんは友人や知合いに
DECOバンドってどんな音のバンドなの?」と聞かれて
いつも答に困るそうだ。

リーダーの僕はポップスバンドをやってるつもりだけども。


今のレパートリーは、フォークやジャズ、ファンキーやラテンだけど
ロケンロールやソウル、ボザ等、やりたい事がまだ目白押しで
全然、途中って感じ。

僕の同年代の友人達からは
おまえ何それ?70年代R&B歌謡?とか(世良公則とツイストかよ?)
ニューミュージックですか??とツッコまれてますが(笑)


僕は70年代前半のアメリカのポップミュージックが好きだ。
70年代前半の音楽の形式というより
あの頃の音楽が持つ、自由でやらわかくて激しい感情が好きなんだよね。
ジャンルや形式じゃないのよ。

僕にとってのポップスは、
その感情や色彩を表現出来る音楽なのだと思う。
だから、やっぱりデコBはPopsのBandだなあ。







2011年11月9日水曜日

Soul Music 2


ライブも終わったし、曲を作り始めた。

さっきまでスタジオで、あ〜だ、こ〜だと
アコギを弾きながら、1人でいろいろ作ってた。

11月は本業(塾の仕事)が1年で一番忙しいけど
曲を作るのは楽しい事なので、つい欲張りすぎちゃいますね。
寝不足で倒れないようにしないとね〜

今夜出来たのは、ミディアムテンポの
ハーフタイムシャッフルのモチーフ。
おっ、これはソウル好きにはピンとくるテンポとリズム。

う〜ん、スウィートソウルミュージックの気配がある!!
昨夜ブログでソウルの事を書いたせい??

だとしたら、身もフタもない話なんだけど。
まあ、このモチーフ、よくあるマリーナショウのニセモノ、パクリだし(笑)


このモチーフ、どうなって広がっていくのか?
明日も楽しみだな〜
その前に仕事で、くたばらないようにしないとね。


あ〜眠い、眠い。もう寝ま〜す。


2011年11月8日火曜日

Soul Music


ソウルミュージックはいいなあ、大好きだ。
特に70年代のニューソウルは名曲、名盤だらけ。

ファンキーからスローまで
ブルージーからジャジー、ラテンまで
大好きなソウルミュージックは数えきれないほどある。

甘くてウットリするメロディと、まろやかで弾力のあるハネるリズム

僕の好きなソウルミュージックは人を突き放したり、突き刺したりしない。
クールだけど人なつっこかったり、すごく辛辣なのに救いがあったり
熱いのに甘かったり。

何て言うか、音楽が表す感情の幅が広いのだと思う。

音楽そのものが、男や女や、快楽や悲しみや狂気を表してる気がする。
とても人間くさい音楽だと思う。

とても洗練されてアカぬけてても
ただのオシャレ音楽ではない。

土っぽい響きがしてサバけてるのに野暮ったくならない。
ドレスダウンしてるのにイカしてる。

不思議だな〜、カッコイイなあ〜

今日はマービンゲイの『 I  want  you』を聞いて寝る事にしよう。







2011年11月1日火曜日

エスペトのライブ終了しました!


10月29日のデコバンドのライブ、終了しました。

エスペトブラジルは、ほぼ満席で、アンコールも入れて1時間30分
たっぷりと演奏させて頂きました。

来ていただいたお客様、どうもありがとうございました。


1曲目はスムースなグルーブの『僕とマーマレイド』
3人のコーラスのスキ間をぬってタクミ君のエレピソロ。いい感じだなあ。
甘いボレロのリズムが16ビートに変わってく、このノリは大好きだな〜

燎平の強烈なドラムソロから『チュニジアのコーヒー』へ。
このドラムソロにやられた人、多かったようです(笑)

さて次は『餃子の歌』
あまりにバカバカしくて、楽しかった!!
ただの元気なおじさんになってしまった。
これはもう、このライブ1回こっきりしかできないでしょ。

もう1回やったら叱られます。

『餃子の歌』から間髪入れずに『ビネガリー』へ。
ライブでは定番の曲だけど
最近ファンクロックなビートに変わってきててカッコイイのだ!


タクミ君の知人のお客様が、その日ちょうど誕生日だったので
お祝いに、みんなでハッピーバースデーを歌った。
僕と同年代の方で、何かとてもいい時間だった。



ちょっとジャジーでスローな『木箱の鍵』の後は、
お待ちかね、ゲストを招いてパーティソング『オレンジ』

サックスのトシは僕の古い友達。
トロンボーンの西村君は、玄ちゃんのビッグバンドの仲間。

燎平のソンゴビートのカウベルがコンコンいって
歌とコーラスの掛け合いやらで大騒ぎ!
踊りだす方もいて盛り上がった、盛り上がった!


アンコールの『青』でもサックスとトロンボーンに参加してもらう。
玄ちゃんのベースが乗りまくって
サックスとトロンボーンの掛け合いを盛り上げる!
すごくきれい!っで、すごくグルービー!!

いや〜楽しいライブでした!!


ぜひまた、デコバンドのライブにお越し下さい。お待ちしております。






2011年10月26日水曜日

さてさてライブです


ここ数日、10月のくせに暑いですね。
秋にそぐってない気温の日が多いと感じませんか?

夏はムチャクチャに暑くて、秋はすぐに気温が落ちる。
1週間前には11月下旬の冷え込みになったり、
かといって、昨日のように暑くなったり。

気温の変化も大味になってますね〜
島国じゃなくて大陸的な気候になってきてる気がする。

僕は怠け者なので、ちゃんと衣替えはしないが
さすがに、もう夏物の服は片付けたい(笑)


さて、しあさって29日はデコB、4ヶ月ぶりのライブ。
待ってました、待ってました!
今回のメニューもGoodですよ。

タクミ君のナイーブな鍵盤、玄ちゃんのグルービーなベース。
燎平のラテンロックドラム、僕のなんちゃってギター。
ついでにゲストの乱入有りで、みんなでお待ちしてます。


ではでは、大塚エスペトブラジルでお会いできればと思います。


2011年10月21日金曜日

風邪


2週間前に風邪をひいてから、咳と鼻が止まらん。
仕事が忙しかったからか、今回は長いな〜、嫌だな〜。

夜ジョギングに行くのは大丈夫だけど、歌が歌えないので困った。

仕方なく医者に行けば、女医さんに
「タバコをやめれば治ります」と毎度定番のセリフに
4種類の薬を頂いて、とぼとぼ帰ってきた。

昼飯に塩バターコーンラーメンを作る。
最近、塩ラーメンが好きで、しょっちゅう作ってるから
今回もウマイ!

でも麺を食うと咳き込むし、食ってると鼻詰りで息できなくて苦しい。

何だよ、畜生!!

ということで今度のライブで『禁煙の歌』をやることにした。

『禁煙の歌』はデコBのレパートリーの中で
1番ロッキンで(笑)バカバカしい曲です。
特に燎平のルーズな若年寄系のタイコは最高で
お見逃しのないよう、よろしくお願いいたします。

えっ??
今度のライブのハコはラテンのお店ですけど、、、

おっと、そうでした〜、でもいいんですよ、
楽しくグルーブ出来れば、僕はそれが嬉しいです。

お店の人に白い目で見られても、頑張っちゃいます。
ではでは。












2011年10月13日木曜日

Rockn' Roll


Rockn'  Rollはいいなあ。ロケンロール!

僕は1960年代前半の生まれで、ロックよりはフォーク、
エレキギターより断然アコースティックギターをよく弾いていた。

エレキギターに持ち替えて熱心に練習したのは
ブルースやファンクやニューソウルで
今でも自分はロック全般が好きというわけではない。

でもロケンロールは大好きだ。年々好きの度合いが強くなってる。

ロックとロケンロールは違う。
今やロケンロールはロックの1要素であるから
僕が好きなのは、ロケンロール指数の強いロックということになる。

ストーンズのルーズなビートはアルグリーンみたいだし
ザ、バンドのリズムは、ゆるいスタッフのようだ。
リトルフィートのチカーノ風味はWARの抜けの良さと似てる。

ずいぶん長い事ロケンロールに憧れているのに
ちゃんとしたロケンロールの曲は全然作れない。
作ってもダサイのしか出来ん!!
きっと、まだ愛情が足りないに違いない。


日本の本職のロケンローラーの方々は、コワイ人が多いようだけれど、
僕はすごくリスペクトしている人が多い。

本職の方に、ブっとばされないような
まともなロケンロールが作りたい。




2011年10月11日火曜日

言行一致(言ってる事とやってる事が一致してること)


「FANKやBLUESやR&B、大好き〜」っていう人たくさんいますよね。
(まあ、ボザとかでもいいんですが)
で、そうゆう人がギター弾くと超有名リフ、
ガッツリ弾いて歌ってカッコイイわけですね。

でも、その人のオリジナル曲聞くとガッカリする事、結構多くないですか?

さっきまでのカッコイイ、ファンキーな音は何処行っちゃったの?って感じ。
あまりのギャップに何も言えなくなる(笑)
それ、ただの歌謡曲やらJ-POPじゃねえの?って僕からは言えないでしょ?

へ理屈はいいから、その音楽が持つ感情や骨格をちゃんと鳴らして下さいよ。

R&Bが好きなんでしょ?
じゃあ、あなたが血肉にしたR&B聞かせて下さいよ、って感じ。
自分なりのR&BやBLUESにたどり着くのは
そんなに簡単じゃないんじゃないッスか?

ちょっとだけでいいんだよ、あの好きな音の塊がでれば。
まずは、そこでしょ? そこにロマンがあるんじゃないッスか?


言ってる事とやってる事がブレてる奴は嫌いだ。

僕は、本当に信頼できる友達に、自分をそうやってバカにされたくない。








2011年10月9日日曜日

秋になりました


すっかり秋ですね〜。夜はかなり涼しいし。
皆さんは調子崩したりしてませんか?

僕、ハラシマは昨夜からバッチリ、鼻と喉の風邪でグジュグジュです(笑)

デコBはこの10月で、活動4年目に入りました。
4人で初めて集まってから、まあ面白い事だらけで。

ライブで毎回アレンジを、あ〜だ、こ〜だ変えながら、
1曲1曲少しずつ完成形に近づいてるのか? 本当か? うん、たぶん。

作りたての新しい曲を初めて皆で合わせる時も、
スタジオの空気が独特になって、とても好きだ。

おそらくバンド経験者は「この時間が好きだ」と思ってる人、多いと思う。
面白い事が起きそうな気配って最高でしょ?

ずっと、その繰り返し。
デコB、スゲー普通にバンドやってる。偉いなあ(笑)











2011年9月25日日曜日

自分のこだわり


こんにちは、キーボードのタクミです。
久しぶりの更新になりますね。

さて、上の写真は何でしょう???
答えは、我らがデコバンドのキーボードパートのために書いた自作のスコア
ということは世界に一つだけ、ってことは何、超レア?きゃっほ〜

、、、まあ(笑)それはいいとして
今回はデコバンドのキーボードをやっている
にあたっての自分のこだわりを書きたいと思います。

曲のキーボードパートを考えるにあたって
自分がいちばんにこだわるのは和声、ハーモニー、
あるいは、聞こえてきた途端に一発でその曲だと
聞く人に分からせられるぐらいのリフやフレーズ作り

特に和声はその曲の骨格に合わせて、歌や曲が流麗に聞こえるように
1音抜くか抜かないかまで選定して吟味して和声を肉付けしていきます

和声付けは12音を天秤にかけて、調和と均衡のバランスを探るようなもの
そこに音楽における『美』と『官能』が生まれるわけです
いやぁ、やめられまへんなぁ

時に悩み、大きな変更や失敗を繰り返しつつも
かれこれ三年に渡る試行錯誤も功を成してきて
最近はその成果を紙に記せるぐらい固まってきました

果たしてそのこだわりはバンド仲間や
聞いてくれている人に届いているだろうか?


さて、こだわりの話はこれぐらいにしておきましょうか。
あと一ヶ月ほどでライブ本番

前記のブログにあるように、対バンの方とのセッションあり
会場を熱くすること間違いなしのラテンの曲あり

また今回、自分は初のコーラスにも挑戦します
一緒にソロを掛け合う相手をいかに燃えさせるような
フレーズやメロディーを作るか?そんな最後の課題を残しつつ
本番に臨もうと思います。

"Are you ready to be crazy?"

10月29日(土)大塚エスペトブラジル
みんな来てね〜






ジャム、ジャム!


今度のライブの対バンでご一緒させてもらう
トシとカズがデコバンドの練習に遊びに来てくれた。

顔合わせも兼ねて、みんなでジャムろうというわけ。


お題は、トシの曲「おやすみヨネちゃん」とアイズレーブラザースの1曲。

「ヨネちゃん」は和音が難しい曲なので、
デコBの若い3人衆GTR(玄、タクミ、燎平)は譜面に首っ引き。

トシと僕はタメ年だから、GTRは息子ぐらい歳が離れてる。

とつとつと曲を教えるトシが若い彼等にOKを出すと
GTRの真剣な顔が嬉しそうにほぐれる。

「ヨネちゃん」は掛け値なしの名曲だ。
GTRはすぐ、それに気づいて真剣になったのかな。
それにしても感動的な絵だなあ。

そうしてるうちに、2曲ともいい感じになってきた。

アイズレーなんか、6人みんなでハモるからね〜
僕はすっかり気持ちが良くなっちゃって
気分はもうSly & Family StoneやWARのようでしたよ!ヒャハハハ!

楽しく音楽やるのに年齢なんて関係ないんだな。


さてさて、10月のライブには更にもう一人
ゲストプレイヤーが乱入してくれる予定で
それもまた楽しみです。

最近何やら嬉しいのが続いてます。
ではでは、ギターのハラシマでした〜。




2011年9月12日月曜日

シンプル


今日、高校3年の息子が通う高校の文化祭でライブを見てきた。
冷房無し、真暗の体育館で、30分ごとに、どんどんバンドが出てくる。

すごく面白い。去年も面白かった。

体育館なので音は聞き取りにくいし、バンドもウマい訳ではない(失礼)
でもやっぱり面白い。

高校生バンドなので、レパートリーは9割がコピー。
余計な下心や技術がないから、その曲の大事な骨組みだけが聞こえてるんだよね。
大きな骨組みさえあれば、音楽はちゃんと響くのよ(笑)

シンプルな音ていうのは、こういう聞こえ方なんじゃないかな?
アコギとピアノとかの編成の形式を見ただけで
シンプルと決めてはいけないんだな。

自分が出す音、自分が入ってるバンドに迷う余地が無い事
楽しい事に向けて自分の肉体をちゃんと使う事。
これがシンプルの正体??

今は2人とかで、ボーカルとピアノとアコギみたいな形で
ライブをやってるユニットが多いけど
生の肉体性を、あまり感じた事がない。
肉体性のない等身大なんて、、、ね〜???

「少人数編成なら自分達の等身大を聞いてもらえるだろう」という
余計な皮算用やお仕着せばかりが見えてしまう。

シンプルとは音数を減らす事だけではないらしい。

2011年9月9日金曜日

バンドの課外活動


またしてもハラシマくんが書いています。

デコバンドのメンバーは、僕以外みんな
デコバンド以外の音楽活動も忙しい。

タクミ君はソロでピアノを弾いたり、別のユニットで
自分の作品を作っているし
玄ちゃんはジャズのビッグバンドでウッドベースをやったり
録音エンジニアとして、いろんなセッションに参加している。

燎平は来春から音大でジャズドラムの勉強を始めるらしい。

みんなが忙しいと、当然デコバンドはその都度ストップして、僕は暇人オヤジとなる。

僕には音楽以外に趣味らしい趣味はないが
今年はよくランニングをしている。

しかし、この夏の暑さはヤバくて走ってる時の汗の量が尋常じゃない。
全然楽しくない!! で、この3ヶ月はずっとサボッてました(笑)

今夜は涼しかったんで、久しぶりに走ってきた。
10キロコースと20キロコースが、いくつかあって
天気のいい休日は20キロコース、夜は10キロコース。

僕のランニングは超テキトーで
上り坂はアクエリアス飲み飲み歩いてるし
皇居周りで僕より遅いランナーを見た事がありません。

でも、これが楽しいんだな〜
夏が終わって、またランニングの季節がやって来た。うれしいっス!

今夜の10キロは、もうヘロヘロでしたけど(笑)
最高のビールを飲みつつ、このブログをアップしてるわけです。幸せっス!








2011年9月7日水曜日

音楽の先生


こんばんは、ギターのハラシマです。

僕の職業は学習塾の講師である。
自分の経営してる塾なので、生徒達やバイト連中は
僕を塾長と呼ぶ。

バンドでも、タクミ君や燎平に塾長と呼ばれる事もある。
スタジオの中で、塾長はねぇだろ?
やめろっちゅうに〜。
でも25年も塾の先生で飯を食っている。

自分はちゃんと先生やれてるのか??なんて大した問題ではない。
僕はただの自営業者で、子供達と接するのが好きなだけだ。

稼げないと生きていけないから、自営業者は評判をとらなければいけない。
仕事は楽しいに越したことはないから
塾の授業にエネルギーを注ぐ。出来る限り楽しくやる。

当たり前の事です。


世の中には、自分の職業や収入の優位性を人に認めさせようとする人がいるが
そこに潜む自己愛や名誉欲がうっとおしい。

そんな物はとっくに捨てちゃいました。
自己愛と名誉欲はね、音楽やるのにジャマなんですよ。

僕には音楽の先生と呼べる人が何人かいる。

二十歳の頃やってたバンドにいたピアニストのKさん。
「ニューオリンズやブルース、ロケンロールは
渋くて笑えなくちゃいけね〜ぜ」が口癖で
大のゲーセン仲間でもありました。

アフリカの木琴バラフォン奏者のSちゃん。
「リズムは歌だよ。ほら、歌え、歌え!」
と、声が出なくなるまで『くちドラム』を叫ばされ
日曜の小金井公園の夕日は暮れました。

ボザ、ジャズ、ソウルをミックスした作曲法で
メチャメチャ感動させられたT君の曲。
 自分もいつか、こんな曲が作れたら、、、、
本当にカッコ良いのを聞いた時にだけ
わき上がる気持ちの高まり。

まあ何てことない、僕の音楽の先生はほとんど
僕が入っていたバンドのリーダー達なのです。

のろまで不器用な僕は
彼等についていくのが精一杯。
彼等が頭に思い描いた音の半分も理解できなかった。
まあ、今の自分でも全然微妙なんだけど。


「音楽のスタイルを学ばずにオリジナリティなんか出るわけね〜だろ」
「形式の猿マネしかできないくせに、自分の作品とか言ってんじゃね〜よ」
「感情を表現するための技術だろ、勘違いすんなよ」
「楽しむ事を努力しろ」

彼等はそう言ってました。その通りだよね。
う〜ん、耳が痛いな(笑)

彼等はとても自然体。不必要な自我やリキみが無い。
けれど音楽を鳴らし始めた途端、強烈な存在感が現れる。
音楽をやる喜びってのは、こういう事だと気付かされる。

相変わらず僕は、彼等の後ろを付いてくばかり。
彼等はデコバンドの音を聞いて笑ってくれるかな???

がんばります。