パソコンに楽器の録音をしてて少し分かった事がある。
今の録音機に録音された音は
サスティンというかリリースが長い。
長く伸ばした音をほうっておくと
いつまでも音が消えない。
減衰音が綺麗に伸びるのは結構な事で
アコースティックな小編成の演奏なら申し分ない。
しかし、いろんな楽器が一斉に鳴るような
にぎやかな演奏になると
減衰音が他の楽器の邪魔をする。
音符の長さをコントロールしないとエラい目に合う(笑)
ここ10何年かのポップミュージックの
少なめの音数の傾向は、この録音特性と無関係ではないんだろうなあ。
当然アレンジ面も考え直さないと。
さらにコンプレッサーをかければ
音はもっと伸びる(笑)
コンプを使わない録音なんて
僕には考えられないんで、さてどうしたもんかね?