2013年1月22日火曜日

バンド再開で、ありゃ解散でござる


前回の練習をもってデコバンドは
定期的なバンド形態の活動をやめることになった。


リーダーの僕が「そろそろ潮時かな」と感じてた所に
いくつかの事柄が重なってそう判断した。

これからは単発でライブや録音にあわせ
流動的にメンバーが集まる形で
デコバンドとして
活動できたらいいなと思っている。


でも当面の予定は白紙。

今年1年、正式な音源を制作してから
バンド形態の活動を終了しようと思ったのだが無理だった。

僕自身のリーダーの器の狭さが一番の問題だった(笑)
いろんな意味でもう、いっぱいいっぱい。

ただ、5年近い活動には、まったく後悔はなく
とても面白かったとしか言いようがない。



ベースの玄ちゃんは、今までエンジニア/ベーシストの
両方で頑張っていたが
このたび二足のわらじをやめて
ベーシストとして活動していくそうだ。

クラシックのコンバスも視野に入れた活動をしていくとの事。
クラシックの事はよく分からないけど応援してます。


ドラムの燎平はドラムと作曲の勉強に専念する。

すでに自身のリーダーバンドでミニアルバムも作り
Youtubeに『燎平 原島』で1曲アップされてる。
とても良い曲なので興味のある方は是非試聴されて下さい。

燎平は僕の息子。もうオヤジの道楽から解放してあげなきゃね。


玄ちゃんも燎平も
長い間本当によくやってくれたと思う。


サポートで入ってくれたトロンボーンの西村君は
ニューオリンズスタイルのブラスバンドで頑張っている。

サックスの矢野さんはホストンボーンズという
ソウル系のバンドで吹いてるが、他にもいろいろ客演してる。


今は無理だけど、いつかまた皆で音を出せたらいいなあ。


僕は遅ればせながらDAWを覚えようかなと。打ち込みとか(笑)
もうバンドに甘えられないからね。

このブログは僕の音楽日記みたいなもんだけど
このブログは続く予定(笑)僕も音楽続けるので。
良かったら暇つぶしに覗いてやって下さい。

2013年1月18日金曜日

マッサージ


名前はふせるけど、
大好きなミュージシャンのブログを読む。
彼は僕より1、2歳年上の人だ。


彼は酒ばかり飲んでいて、そして毎日マッサージ(笑)

うん、わかるかも。
この年になると集中し過ぎると
神経の特定の場所がオーバーヒートしてカチカチになる。

マッサージでほぐさないと
レッドゾーンを振り切って戻らない。

ただ音楽やりたいだけなのに、
面倒くさいケアや準備も必要な時もあるらしい。

仕事しながら音楽するってのは
トホホの時もあるでござるな。

でも、もうちょっと上手くなりたいからね、いろいろと。
明日もギターを弾くでござる。

2013年1月17日木曜日

浦島太郎の音楽


雪の残る道を車で走ってトンコツラーメンを食ってきた。
真冬の夜まっさかりで寒い寒い。

今夜はスタジオ作業はしない。

珍しく朝早くからアレンジは快調に進み
残すはエンディングのみ。


春から始めるデコバンドのレコーディングに備え
レコーディング機材を一新するつもりだ。

録音やトラックダウンをしてくれるS君に
機材のコーディネイトをお願いした。


レコーディングは楽しくて好きだが
本格的なのは本当に久しぶりなので
まあ見当がつかないってのが正直なとこ。


こういう時バンドでのレコーディングは気が楽だ。

自分一人だけだったら
確実に浦島太郎になって途方に暮れるに決まってる(笑)

2013年1月15日火曜日

明日にならないとわからん


朝から積もった雪をかいたり
スタジオでホーンアレンジを作ったりの休日。


今年はレコーディングをする予定だが
今作ってるホーンアレンジは、ライブ用のものだ。

ライブでは和音楽器は僕だけなので
ホーンをハモらせて和音を出さないとヤバイ時も多い。


レコーディングはギターや鍵盤を重ねられるから気が楽だが
逆にホーンの音が多過ぎる。
演奏が説明的になりすぎてつまらなくなる。

録音した各楽器の音は素材として
オンとオフの切り替えで乗り越えないと無理だな。
優秀な今の録音機材だからこそ可能な事だ。


しかし「この部分で鳴ってるこの音は曲の一部になってる」
というようなガチな演奏が根っこにないとね。

サビの頭で鳴らすホーンが
1オクターブ上か下か分からなくなった。
でも明日になったらわかる。判断できる。

2013年1月14日月曜日

今日のスタジオの会話


矢 野 「原島さ〜ん、あの〜、この譜面の音テナーだと出ないんですけど」
原 島 「ああ?どの音?」
矢 野 「これと、これと、これと」
原 島 「えっ( 、、思ってたより多いな )

    僕は管楽器の知識が相変わらず無いのである。
    本で予習したはずなんだけど(笑)

  玄    「原島さ〜ん、セクションAの次はBのここですよ〜」
原 島 「あっ、そうだった。新しく作ったとこ忘れてた」

    自分が作った新しいサビをさっそく忘れ
    以前の構成のまま僕1人が間奏にフライングしたのだった。


    まあ、こんな感じで
    今年1回目のリハーサルはとても楽しかった。
    新しいアレンジもいろいろ試して、うん、ウキウキする曲になりそうだ。

    この感じでまとまったら、また面白い音が出てきそう。
    バンドの音楽はやっぱり楽しいのだ。
    
    で、いろいろ話して、今年はいよいよレコーディングを始める事にした。
    
    今年はメンバーの音楽環境が大きく変化する時期らしくて
    今までの曲をきちんと形に残しておきたくなったという事だ。

    どんな作品に仕上がるか、さあレコーディングセッションだ。

2013年1月13日日曜日

バンド再開でござる


新しくホーンアレンジしてる曲は快調に進んでいる。
未完成だけど明日のバンドリハでやってみようかな。


何せ久々のリハで、アレンジばっかの3ヶ月だったからな。
明日はおっかなびっくりだ。
とりあえず譜面が完成した曲を試そう。


まあ、どういう形にまとまるにしても
バンドの音でスタジオが振動しない事には始まらない。


特にバンドのノリっつうかリズムが要の曲は
皆がいっせいに音を出さないと
さっぱり分からない。

でもそこに、たくさん手がかりが隠れてる。
自分の書いた譜面は叩き台。
バンドのためのきっかけ作りだ。

明日はその第1発目。
ちまちま宅録やってるんじゃねぇ〜んだし
ドバーッとやりゃいいわけだ。

2013年1月12日土曜日

ドキドキするね、ストーンズ


年末から70年初期のストーンズばかり聞いてる。

今回はストーンズのサウンド作りのやり方が
少しだけ分かった感じがして嬉しい。

彼等の演奏には、シブさとキャッチーの
絶妙のバランスがある。

R&Bやブルースやカントリーの味がたっぷりするけど
どこかポップなんだ。
アーシーで泥臭いけどポップ。

同じルーツを持つライクーダーやザバンドと
聞き較べるとよくわかる。どっちも大好きだけど。


一筋縄ではいかないストーンズの深いロケンロールの世界。
まだまだ僕には謎だらけのすごいバンド。面白い。



2013年1月10日木曜日

ウシ男


風邪で鼻水とくしゃみが止まらん。

こういう時にデモ録音とかすると
別人のような声でナイスなのだ。

さっそくやってみた。見事なハナ声だ


自分の歌声はもともと牛みたいなモウモウ声だが
このハナ声はもはや牛を越えている。

歌ってると、こらえきれずくしゃみも出る。
録音されてる。

くしゃみの部分だけメチャうるさい(笑)
オヤジのくしゃみは若い人達のよりうるさいのだ。

くしゃみの音、何かの効果音に使えないかな〜
連続して録音してみる。


夜中にそんな事して面白がって遊んでたら
風邪がひどくなった。

2013年1月9日水曜日

Everyday soda


次の曲のブラスアレンジに取りかかる。

今回は早めに終わりそうな気も。
さっぱりした曲なのでブラス少なめで仕上げたい。

こういう曲は気が楽だな。イントロも出来たし快調快調。


この1ヶ月アルコールをやめている。
ドクターストップってことで。

今までも「断酒!」とか言って数週間飲まない時もあったが
あれは面白がって自発的にやめてただけだ。


今回は飲みたいけど飲めない(笑)
やっと慣れてきたが、味気ないったらないぜ〜

うまい日本酒が冷蔵庫で冷えてるのを
家人がうまそうに飲んでるのを見るにつけ
炭酸水をガブ飲みして暮らしている。

2013年1月7日月曜日

ベースラインは裏の方がいいに決まってる


スタッフにオージェイズにピチカートファイヴ。
ファンキーにやるなら
やっぱベースは裏で乗らなきゃ。

2拍目の裏や3拍目から動き出し
4拍目の裏まで、どんだけ少ない音でリズミックに迫れるかが
ベースの腕の見せ所だ。

引っ掛けて入る次の小節の頭は
4拍目の余力でドン!と落ち着くだけ。

「ベーシスト1人コール&レスポンス」とも呼べる世界。


日本のリズミックなポップスでベースがイマイチなのは
この原則に乗っかってないのが多いからだ。

1拍目や2拍目でいくら音増やしてもダメなのよ(笑)
それじゃギターと変わらない。
バンドはグルーブしない。

1拍1拍の裏の音を意識するのは当たり前だけど
1小節4拍分を1つの音と見立てると
1、2拍目は表、3、4拍目が裏になる。

この3、4拍目です。ここですよ、ここ(笑)
いや〜すっかり忘れてました。

2013年1月6日日曜日

発展途上人


来週からデコバンドのスタジオ練習が始まる。
みんなとは3ヶ月ぶり。


ずっとやってたアレンジ作業も一段落して
譜面と音源も皆に渡したし
あとはスタジオでバンドが音を出すだけ。


そりゃあ楽しみだね。
このためにヒーヒー言いながら
慣れないホーンアレンジまでやっちゃってね(笑)


バンドは生き物みたいなもんで
3人もメチャ若いメンバーがいると
良くも悪くも音が一定になりにくい。

3人ともバリバリ発展途上だからね。
僕の20代の頃に比べたら遥かに上手い。

で、若い彼等はクルクル変わる。
デコバンドはそこが面白くて飽きない。


まあ、たまに甘ったれた事を言い出す奴もいるけど(笑)
当たり前だよね、まだ若いんだから。


さて今回はどんな音になるかね?

2013年1月5日土曜日

2013正月


今日からぼちぼちと仕事。

寝正月の3日間は、車がいきなりパンクしたり(笑)
曲の構成の手直ししたり
譜面書いてたら、あら終了って感じ。


前から見たかったストーンズの73年北米ツアーを収めた
DVD『Ladies and gentlemen』をやっと見れた。

スゴイ、凄過ぎる。

73年絶頂期のストーンズはすさまじく
セットリスト、演奏、スリル、全て凄い。

ロケンロールの塊。

暴力的なくらい奔放で、なのに粘っこい。
バンドは自由自在にリズムを操ってウネりまくる。


こんな演奏、死んでも出来ない。
これ見て何も思わない奴はバンドやっちゃいけません。


加藤典洋著『耳をふさいで、歌を聴く』を読む。
日本のロックに対する批評本だが、かなり面白い。

簡単に言えば「洋楽と邦楽の折衷」についての考察だが
この永遠のテーマを面白く読ませてくれる。