2011年9月12日月曜日

シンプル


今日、高校3年の息子が通う高校の文化祭でライブを見てきた。
冷房無し、真暗の体育館で、30分ごとに、どんどんバンドが出てくる。

すごく面白い。去年も面白かった。

体育館なので音は聞き取りにくいし、バンドもウマい訳ではない(失礼)
でもやっぱり面白い。

高校生バンドなので、レパートリーは9割がコピー。
余計な下心や技術がないから、その曲の大事な骨組みだけが聞こえてるんだよね。
大きな骨組みさえあれば、音楽はちゃんと響くのよ(笑)

シンプルな音ていうのは、こういう聞こえ方なんじゃないかな?
アコギとピアノとかの編成の形式を見ただけで
シンプルと決めてはいけないんだな。

自分が出す音、自分が入ってるバンドに迷う余地が無い事
楽しい事に向けて自分の肉体をちゃんと使う事。
これがシンプルの正体??

今は2人とかで、ボーカルとピアノとアコギみたいな形で
ライブをやってるユニットが多いけど
生の肉体性を、あまり感じた事がない。
肉体性のない等身大なんて、、、ね〜???

「少人数編成なら自分達の等身大を聞いてもらえるだろう」という
余計な皮算用やお仕着せばかりが見えてしまう。

シンプルとは音数を減らす事だけではないらしい。

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