最近バンドのノリについて考える事が多い。
ノリってバンド全体のリズムのことだけど
一個一個の楽器を鳴らすタイミングで
バンドのノリが決まるのかなと思ってた。
時間軸の中で音を「点」として演奏するやり方だ。
当然それもあるんだけど、それだけではないようだ。
楽器は強く弾くと高い倍音が生まれ、アタックが目立って縦ノリになる。
優しく弾けばノリは緩やかになる。
強弱で音色をコントロールできればグルーブは多彩になる。
アップやスローの中間の曲のノリが出る。
でも強弱で音色を変えても、やはりそれは
音を「点」としてとらえてるだけで何かが足りない。
音の長さが重要なのだと思うようになった。
ミディアムでもノレるグルーブを出すのに
バンドのノリの鍵になる音が「誰が弾くどの音なのか」を見つけて
その音を必要なだけたっぷりと鳴らす。
調子がいい時のデコバンドのノリはかなり気持ちいい。
でも、まだムラがあるんだな。
グルーブする事と、力が入る事は違う。
これが今の僕の課題です。
0 件のコメント:
コメントを投稿