2012年9月14日金曜日

グルーブ


最近バンドのノリについて考える事が多い。


ノリってバンド全体のリズムのことだけど
一個一個の楽器を鳴らすタイミングで
バンドのノリが決まるのかなと思ってた。
時間軸の中で音を「点」として演奏するやり方だ。

当然それもあるんだけど、それだけではないようだ。

楽器は強く弾くと高い倍音が生まれ、アタックが目立って縦ノリになる。
優しく弾けばノリは緩やかになる。
強弱で音色をコントロールできればグルーブは多彩になる。
アップやスローの中間の曲のノリが出る。

でも強弱で音色を変えても、やはりそれは
音を「点」としてとらえてるだけで何かが足りない。


音の長さが重要なのだと思うようになった。

ミディアムでもノレるグルーブを出すのに
バンドのノリの鍵になる音が「誰が弾くどの音なのか」を見つけて
その音を必要なだけたっぷりと鳴らす。

調子がいい時のデコバンドのノリはかなり気持ちいい。
でも、まだムラがあるんだな。
グルーブする事と、力が入る事は違う。
これが今の僕の課題です。

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